本当の意味で種まきからスタートしたこのプロジェクトも収穫の時期を迎えました。
種をまき、雑草を取り、かわいらしい花を観賞した後に向かえたそばはたくさんの実をつけてくれました。これらの実りに対して、各参加者の皆さん達は、わが子の成長を喜ぶかのように楽しく収穫しました。
今年の夏そばは、天候に大きく左右され、今までで一番難しい栽培になったとのことでした。しかしながら約8,000平米の畑から約700キログラムのそば粉が収穫できるそうです。
収穫量は若干例年より劣りましたが、その分畑で十分に黒々と実らせたそばの実が収穫できたとのことです。
収穫後はできたてのそば粉を使ったそばをみんなですすりながら、恒例の地元農家さん達と各蕎麦店の方々による交流会が活発に行われ、種まきから参加したことで三芳野菜にもたいへん興味を持っていただき、旬の野菜についての意見交流がさかんに行われました。
三芳産の夏そばも収穫が終わり、出来上がったそば粉は各蕎麦店さんへとはこばれます。
このそば粉を使用したそばに三芳産の美味しい取れ立て野菜を付け合わせた「地取り夏野菜天付きみよし夏蕎麦せいろ」として各蕎麦店にて味わう事ができるそうです。
新たな「味良し(みよし)の味力」が生まれました。皆さんもぜひ味わってください。
今回のこのプロジェクトでは、そば粉と同様に様々な人達も最初の一つ一つは小さいですが、たくさん集まることで、とてもすばらしいものができあがったなと感じます。
農と食(店)の交流を通じてできあがったこれらの更なる発展に期待します。(終わり)