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三芳町

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広報みよし3冠、全国へ

平成26年全国広報コンクール埼玉県推薦作品が決定し、応募総数59作品の中から、広報みよしが3部門(町村広報紙、一枚写真、組み写真)で特選に選ばれ、全国広報コンクールに、埼玉県推薦作品として提出されることになりました。
広報紙部門は3年連続、昨年全国で3席となった組み写真部門は2年連続、一枚写真部門は初めての特選となりました。

広報紙部門(平成25年3月号) 

取材・編集・写真撮影をした広報担当者のコメント

三芳町は、住民の皆さんの「ココロ」が集まり、支え合いながら形成されている。それが高齢化社会への解決へのヒントとなったり、障がい者などへの手助けなどになっていることをお伝えしたいと思い特集を組みました。

約3か月かけて作成した3月号。企画当初は「ボランティア」を特集する予定でした。しかし、取材を重ねるうちに「誰かの役に立ちたいと思う心や支え合う心が町の原動力になっているのでは?」とだんだん感じてきました。

インタビューする人が口を揃えて「相手が喜んでくれると、自分も嬉しい」と言うのです。そこでピンときました。キーワードは「ココロ」だと。

誰かと会うことや何かをするその日を心待ちにしていること、三芳町にはたくさんの温かい心が集まっているという意味を込めてタイトルを「ココロまち」とし、副題には「あなたが嬉しいと私も嬉しい」としました。

主役は住民。共助は地域で支え合うもの。今回特集した人や団体は、行政に頼らずに活動しています。全戸配布されたあと多くの反響がありました。この特集のなかで「ボランティアに参加しましょう、ぜひ利用しましょう」ということは全く書きませんでした。しかし、『ボランティアに参加したい、こうしたことが行われているとは知らなかった』などの意見が寄せられ、取り上げたボランティアや地域活動をしている皆さんにとっても、自分たちの活動が広報で取り上げられて嬉しかった、自信に繋がったという話も伺いました。「する側」だけではなく「される側」の立場も掲載したことや、今まで取り上げることのなかった部分を取り上げたことがよかったのではないでしょうか。また、広報紙として「知りなさい」ではなく「知ってほしい」気持ちが伝わった号だったと思います。

広報みよし平成25年3月号のページへ

広報みよし平成25年3月号全ページPDFファイル(10199KB)

 

 

1枚写真部門(平成25年12月号表紙)

撮影した広報担当者のコメント

三芳町には「三富新田」という日本の里100選に選ばれた歴史ある景観を残すものがあります。そして、その三富新田を開拓した柳沢吉保公と先人に感謝を込めて、地元の人が祭り(上富まつり)を2年に一度行っています。

この写真は山車を曳く直前に撮影したもので、地面に顔をつけ、下からのアングルで山車の存在感とけやき並木の壮大感を表現しました。この山車で舞っている獅子舞は地元の小学生が演じています。この地域では伝統芸能を継承するため、小学校にお囃子クラブがあります。その晴れの舞台としてこの日を子どもたちも楽しみにしています。地域が一体となり、子どもから大人までふるさとに誇りと愛着を持ってもらう祭りとして多くの人が参加します。

町の木である「けやきの木」に包まれて、山車が曳かれる瞬間を待ちわびる人、そして祭りの半被を着ている人が集中力を高め、思いにふける様子、子どもが獅子舞を演じる。子どもから大人まで参加する人全てが感謝の気持ちを込めてまつりを行っている。その様子がこの一枚で表現できたのではないかと思います。こちらから「こうして、ああして」という指示は一切なく、素敵な写真が自然に撮れました。
カラーにあえてしなかったのは、歴史を感じてほしいこと、雰囲気を直感で感じてほしいと思ったからです。

広報みよし平成25年12月号表紙PDFファイル(751KB)

組み写真部門(平成25年11月号 P30-31)

取材・編集・写真撮影をした広報担当者のコメント

MYT48一日限りの結成。演奏する曲は1曲、演奏時間はわずか10分。これだけのために子どもたちは8月から本番までの2か月間必死に努力をしました。広報職員が2か月間密着取材を行い、その努力の過程を住民の皆さんにこの見開きでレポートしました。

組み写真で伝えたかったこと。それは「音楽は心をひとつにする」ということです。終演後、密着取材で約2か月間撮り続けた約3,000枚に全部目を通し、どのように配置しようか悩む日々……。

コンサートまでの過程伝え、最後には音楽で心がひとつになったことを伝えるには……。写真が多く、最初は「ぐわっ」と来るかもしれませんが、できるだけ見づらくないように、本文の下地をスミにし、ひとつ写真を見始めると引きこまれていくように工夫をしました。また、キャプション説明を左端に配置し、見開きページを逆三角形の形にして、可読性を上げるようにしています。写真集のように写真だけで本文を入れない形ではなく、しっかりそのイベントをレポートすることも町の広報としての役割だと思います。しかし、写真の邪魔をせずに本文をどう入れるのか非常に頭を抱えました。

広報みよし平成25年11月号P30-31PDFファイル(1579KB)

全国広報コンクールとは

全国広報コンクールは、地方自治体の広報活動の向上に寄与することを目的に、コンクールを行い、優秀作品を表彰するものです。公益社団法人日本広報協会の主催により、1964(昭和39)年から実施しています。今年の結果は5月初旬に発表される予定となっています。

より魅力のある広報を皆さんにお届けします

AR技術を導入するなど新しい試みも始めました。動画にも力をいれつつ、住民の皆さんに愛されるような魅力のある広報紙を今後もお届けしていきます。

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