5月1日(金)、各行政連絡区や消防団、地区民生委員をはじめ、訓練に参加する各団体等の代表者が集まり、第2回地域連携避難訓練実行委員会第1回全体会が役場3階会議室において開催されました。実行委員長には、地域防災検討委員長の西内一夫氏、副実行委員長には、消防団長の鈴木紀啓氏が選任されました。このページでは、避難訓練の当日の様子と、準備の様子を紹介してまいります。
実行委員会第1回全体会のようす
今後、それぞれの避難所(小・中学校)を1つの単位として、避難所エリアごとにどのような訓練を行うか検討していきます。
各避難所の連絡会議は、地域防災の担い手である、行政連絡区の役員や民生委員、消防団の分団、学校職員、避難所担当町職員等で構成され、指定避難所である学校を拠点に、顔の見える防災ネットワークづくりを目指しています。
平成26年10月18日(土)に開催された全町的な訓練「地域連携避難訓練」は、実行委員会形式で行われ、8つの指定避難所(小・中学校)ごとにエリア避難所連絡会議と全体会で検討を進めて実施したものです。
当日は、行政連絡区・住民722人、学校教職員83人、支援団体107人、役場職員109人、警察・消防組合・議会(災害対策本部訓練参加)5人の合わせて1,026人にご参加いただきました。ご参加およびご協力、誠にありがとうございました。
訓練参加団体
総合型避難訓練 | 三芳中学校、藤久保小学校、藤久保中学校 |
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簡易型避難研修 | 上富小学校、三芳小学校、唐沢小学校、三芳東中学校、竹間沢小学校 |
町災害対策本部情報収集訓練 | 三芳町役場3階301,302会議室 |
震災対策消防団本部開設訓練 | 三芳町役場3階303会議室 |
社会福祉協議会 ボランティアセンター開設訓練 |
三芳町総合体育館4階武道場、総合型避難訓練実施校 |
一時避難場所(集会所)のようす
地震が発生した防災行政無線放送を受けて、避難者は行政連絡区ごとにそれぞれの一時避難地に参集し、周辺の被害情報をまとめます。行政連絡区の被害状況報告員はひと足先に指定避難所へ、地区の被害状況を伝えに出発します。
指定避難所への避難のようす
指定避難所となる学校での避難者受付を経て、避難者は体育館へ、けが人などは応急仮設救護室へ移動となります。
災害対策本部訓練のようす
そこで集められた地区の被害情報や避難者数などの情報をもとに、町災害対策本部は避難所への支援やボランティアセンターへの要請を行います。
防災倉庫見学のようす
炊出し訓練のようす
初期消火訓練(バケツリレー)のようす
避難スペースづくりのようす
三角巾応急手当訓練のようす
避難訓練後には、それぞれのエリアごとに連絡会議や全体会で定めた防災体験訓練を行いました。
東日本大震災の発生以来、防災のあり方が大きく見直されており、訓練についても実際の災害時の動きをより意識して行う形に見直されてきました。
町では平成24年10月に、藤久保小学校を中心とした地域(藤久保第2,3,5,6区)をモデルとして、「藤久保小学校エリア避難訓練」を実施いたしました。訓練前には地域内の行政連絡区役員や民生委員、学校、消防団の分団の方で多くの調整を図り計画された訓練でした。
また、25年度には、各地区で自主防災組織の結成も進み、その中から、藤久保中学校を避難所としているみよし台第1区が中心となって、「藤久保中学校エリア避難訓練」を、9月に実施いたしました。
これらの実証を受け、三芳町地域防災検討委員会では、町内すべての小中学校で一斉に避難所を開設する訓練を実施する計画を企画し、26年度に実施する運びとなりました。
自治安心課/防災・交通安全担当
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