中東呼吸器症候群(MERS)は、2012年にはじめて確認されたウイルス性の感染症です。
原因となるウイルスはMERSコロナウイルスと呼ばれています。
主として中東地域(アラブ首長国連邦、イエメン、イラン、オマーン、カタール、クウェート、サウジアラビア、ヨルダン、レバノン)で患者が報告されています。
主な症状は、発熱、せき、息切れなどです。下痢などの消化器症状を伴う場合もあります。MERSに感染しても症状の現れない人もいますが、高齢者や糖尿病、慢性肺疾患、免疫不全などの基礎疾患のある人では重症化する傾向があります。
帰国時に発熱や咳などの症状がある方は、空港内等の検疫所へご相談ください。
帰国後14日以内に、発熱や咳などの症状がみられたら、直接医療機関には行かずに、事前に最寄りの保健所に連絡の上、中東地域等に滞在していたことを告げてください。
健康増進課・母子保健担当
電話:049-258-0019(内線:270~273) / FAX:049-274-1051
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