ホーム > 観光情報ページ > 自然の中で遊ぼう > みよし野ガーデンツーリズム

自然の中で遊ぼう

みよし野ガーデン里山探訪

三芳町独自のマイクロツーリズムとして、里山の風景を観光資源とする「みよし野ガーデン里山探訪」を計画しています。

マイクロツーリズム(短距離観光)は、自宅から近い地元や近隣への観光のことです。

コロナ禍においては、人の移動と「三密」を避けることでき、感染リスクを抑えながら旅気分を味わえるとともに再訪もしやすい特徴があります。

三芳町の3つのガーデンツーリズム

・オープンフォレスト ~ 里山を歩く~  

・オープンファーム  ~受け継がれる農を体験する~

・オープンガーデン  ~花を愛でる~

みよし野ガーデンツーリズムマップ(534KB)このリンクは別ウィンドウで開きます

ガーデンツーリズム登録制度

国土交通省が創設した制度です。マイクロツーリズムの考えを取り入れ、各地の日本庭園や花の公園などの庭園文化に観光資源として着目し、複数の庭園を共通のテーマで結びつけて登録します。
町は令和3年度にはじめて申請を行い、審査委員会では、「今までにないような展開のツーリズム」、「ガーデンツーリズム全体の中で里地里山をどう取り入れていくか、今後の試金石になるような提案」、「三富の皆さんには頑張って頂きたい。緑地政策としても非常に重要な課題」など、一定の評価をいただきました。
そして令和4年度には、ブラッシュアップした計画にて再申請し、登録決定となりました。

オープンフォレスト ~里山を歩く~

平地林(ヤマ)を中心とした自然を感じる「オープンフォレスト」は、堆肥のための落ち葉や、燃料となる薪を手に入れる目的で地域が一体となって作り上げられた、「雑木の庭」。その「庭(ガーデン)」を歩き、草花や生き物たちを五感で感じて癒しを求めるオープンフォレスト探訪は、町の新しい魅力を見つけるきっかけになります。

オープンフォレストマップ(387KB)このリンクは別ウィンドウで開きます

三富今昔村くぬぎの森

住所:三芳町大字上富1589番地2
アクセス:ふじみ野駅・所沢駅から送迎バスあり

(1)三富今昔村 くぬぎの森

荒廃した地域里山を、複数の地権者と協働し、“美しい武蔵野の里山景観”の保全再生に取り組み、身近に里山の自然に触れ、環境について考える場を地域の方に提供するため、サステナブルフィールド「三富今昔村」として2016年から一般開放をしています。

園内は多様な視点によりゾーニングがされており、庭園を散策しながら、来園者が五感を通じて発見する楽しみを生み出しています。

<土・日・祝・特定日> 大人(18歳以上)800円(税込)
<特定日以外の平日> 大人(18歳以上)500円(税込)
※学生証を提示いただくと18歳以上でも入村料免除

 

平地林

(2)農業遺産を巡る散歩道(平地林コース)

三富地域の地割は特徴的なランドスケープとなっており、実際に歩いて感じることができる散歩コースを3種類設定しています。

平地林コースには、住民保有の平地林を町が借り、整備した箇所もありますので、お気軽に散策していただけます。

散歩道の詳細はこちら

 


 

令和の森公園

住所:三芳町藤久保 1112-1 他
時期:3月頃(キンラン)
アクセス:ライフバス 『三芳役場』下車

(3)令和の森公園

都市近郊における貴重な緑、花が多く整備され、散策、レクリエーションなど、多くの方が親しむ場所となっています。園内の緑のトラスト保全第14号地(平成27年度指定)は、江戸時代から継承されてきた平地林(ヤマ)を後世に継承するため公有地化され、平成30年度から一般公開しています。平地林には、埼玉県の絶滅危惧種であるキンラン、サイハイランなどの希少種が自生し、里山の草花を楽しむ貴重な場所です。

また、園内の一画には、東屋やベンチが整備され、四季折々に花が咲いています。そして、園内の遊歩道周辺は、春には桜やユキヤナギが咲き誇る色鮮やかな空間に包まれ、花見の名所となっています。

 

竹間沢こぶしの里

住所:三芳町竹間沢 1081-1
時期:5 月下旬~ 6 月上旬(ほたる)
アクセス : ライフバス『大日本印刷前』下車
徒歩17分

(4)こぶしの里

斜面林の中に清水が湧く、美しい公園。春には林下に多くの 植物が花を咲かせます。 昭和40年代まで見られたほたるの飛翔を懐かしむ有志によ り平成14年に竹間沢ほたる育成会が発足。

現在、30名の 会員が在籍し、里山の景色を後世に伝えるため取り組んでい ます。また、竹間沢小学校の児童と一緒に放流し、郷土愛を 育んでいます。

 

 

 

 

オープンファーム ~受け継がれる農を体験する~

日本農業遺産に認定された三芳町の農業「武蔵野の落ち葉堆肥農法」を感じられる「オープンファーム」。

江戸時代の都市計画が生み出した特徴的な地割の風景、循環型農法とともに継承されてきた実際の土の感触、美味しい味覚、地域との交流を楽しむ農地として位置付けています。

 

※オープンファームマップは現在準備中です※

 

そばの花畑

住所:三芳町北永井 33-3
時期:6月頃、9・10 月頃
アクセス:ライフバス『三協前』下車 徒歩8分

そばの花畑(みよし花街道)

遊休農地対策のため、平成 7 年に蕎麦の栽培をスタートしま した。

収穫した蕎麦はそばの実・そば粉に加工し、地元や全国 の蕎麦屋さんに使用されます。蕎麦は白い可憐な花が一面咲き 誇ります。夜には雪明りのような幻想的な景色が楽しめます

 

 

 

 

竹間沢の菜の花畑

住所:上富・竹間沢地区に分布
時期:3月下旬~4月上旬(菜の花栽培)

菜の花畑

遊休農地対策のため、平成22年に三芳町商工会のまちづくり協議会事業の一環として菜の花の栽培を開始しました。

収穫した菜の花は搾油し、三芳町商工会が販売しています。春の訪れとともに黄色い花が広がり、地元の風物詩となっています。

 

 

 

 

オープンガーデン ~花を愛でる~

三芳町のオープンガーデンは、江戸時代から続く寺社境内や、「武蔵野の落ち葉堆肥農法」から生まれた大地で織りなす現在の魅力を合せたガーデンなど、地域から親しまれ、誰もが入ることができる開かれた庭です。

古くから里山で愛されてきた草花や四季を感じる庭木、色鮮やかな花々など様々な趣向を取り入れたガーデン巡りを計画しています。  

オープンガーデンマップ(325KB)このリンクは別ウィンドウで開きます

多聞院

住所:所沢市中富 1501
アクセス:ライフバス『多福寺』下車 徒歩 14 分

(1)多聞院

川越藩主柳沢吉保が三富新田 の開拓において農民の心の 拠り所とするため、元禄9年(1696)に創建した祈願寺。

鑑賞できる植物

3月 :白根葵、片栗
4月 :クマガイソウ、雪餅草、まむし草、武蔵鐙、八角蓮、海老根、スズラン、一人静、姫委蕤(ヒメイズイ)、浦島草
5月 :牡丹、芍薬(シャクヤク)、栴檀(センダン)、アメリカロウバイ
7月 :レンゲショウマ
11月:大文字草、雪割草、ロビラキ
12月:ロウバイ

 

多福寺

住所:三芳町上富 1542 
アクセス:ライフバス『多福寺』下車 徒歩 5 分 

(2)多福寺

川越藩主柳沢吉保が三富新田 の開拓に着手した際、出身地の異なる農家同士の連帯感情 を作り出し、精神的な支えとするために、元禄9年(1696)8 月に建立した菩提寺。

里山探訪の見どころ

平地林の中に厳かで静かな神聖なる空間を感じる場所です。平地林の林床には、絶滅危惧種2類のキンランが自生し、可憐な黄色い花を咲かせます。

 


 

月の原ガーデン

住所:三芳町上富1003
時間:午前11時30分~午後6時00分
休日:月曜日、第1・第3火曜日、年末年始
アクセス:ライフバス「下組」下車 徒歩1分

(3)月の原ガーデン

ハーブガーデンとベジタブルガーデンとともに、数百本のイングリッシュローズやランブラーローズを楽しめます。

歴史ある三富新田地割遺跡のランドスケープを借景とした、新たな庭園文化を感じられます。 

里山探訪の見どころ

江戸時代の開拓期から続く農家の敷地に生まれた英国風ガーデン。三富の特長的な短冊状の地割や平地林を借景とした新たな庭園文化をお楽しみいただけます。

 


 

 

 

おすすめウォーキングコース

みよし特派員