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歴史をたどろう

寺社めぐり

神明社

武蔵野台地のまん中にある三富・富岡総鎮守

神明社

いも神社

神明社は、上富と所沢市中富との境にあり、多聞院に併設されています。
宝暦11年(1761年)多聞院境内に神明社を勧請したのち、明治元年、神仏分離令により多聞院と分離されました。
神明社の産土地域は、三富地域(三芳町上富、所沢市中富、下富)と富岡地域(所沢市神米金、北田、岩岡、所沢新田)です。
元禄7年(1694年)三富新田の開拓は川越藩主柳沢吉保によって着手されました。
火山灰に覆われた農業に適さない土地の開拓はたいへん困難をきわめましたが、農民たちは根気よく自分の土地を耕し続け、次第に耕地からの収量をあげていきました。
神明社は、その三富、富岡の開拓の心のより所であり、生活も心もより豊かに導いてくれる「富の神様」として信仰されています。

また、神明社には、同地域が「川越いも」の本場であることから、『甘藷乃神(いものかみ)』が祀られています。
昔、サツマイモは、三富地域において飢謹の時に人々の命を救い、農家の生産性を上げてくれたありがたい作物でした。
おまいりには社前の「なでいも」をなでてください。健康・家内安全・子孫繁栄・開運などの御利益があると言われています。

住  所:所沢市中富1507番地

電話番号:042-943-1709

アクセス:ライフバス『多福寺』下車 徒歩20分


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