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歴史をたどろう

寺社めぐり

木宮稲荷神社

川越街道の変遷を知る藤久保の鎮守様

木宮稲荷神社

幟幡

伝承によれば、寛文元年(1661)東都の中山治左衛門という人が大阪在業の際、霊夢を見て社殿を再建したと伝えられています。稲荷神社は、藤久保のような畑作を主体とした地区では農業神として信仰され、江戸時代には、藤久保の修験であった東乗院が別当寺として祭祀をおこなっていました。祭礼は、二月初午、4月20日の春祈祷、10月8日のお日待ち(秋祭り)です。春祈祷には、藤久保芸能会による藤久保囃子の奉納があります。また、神社境内には、山神社、八坂神社(祭礼7月14日・15日)、浅間神社(祭礼は8月1日)等も祀られています。このうち、八坂神社と浅間神社は、稲荷神社とは別の場所に祀られていたものを境内に移したものです。浅間神社は、もとは藤久保の北にあった富士塚に祀られていたもので、今も富士塚という地名は残っており、浅間神社の石祠が祀られています。また、昭和になって川越街道拡幅の際には境内に道が通ることになり、その名残として路側帯に幟幡が残されています。

住所: 〒354-0041三芳町藤久保1126


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