オレンジリボン運動
相談したら、やさしくなれた
子育てに悩んだら、まず相談を
「よく泣くし、泣きやまない」「一生懸命作った食事を食べてくれない」「ほかの子にできることがうちの子にはできない」「誰も手伝ってくれず孤独だ」など、子育てに不安や悩みはつきものです。しかし、こうしたストレスが児童虐待の原因となってしまうことがあります。
そうなる前に、思い切ってSOSを出してください。
三芳町では、こども家庭なんでも相談・子育て相談などの相談機関がありますので、ぜひ相談してください。
見守ろう!子育て
あなたの温かいまなざしが、親子の笑顔を守ります。
児童虐待の要因の1つに、子育て中の保護者の孤立感があります。
子育てに奮闘するお母さん、お父さんをみんなで優しくサポートしましょう。
たとえば次のようなちょっとした行動が、子育て中の保護者の心の支えになることもあります。
- 駅の階段でベビーカーや荷物を持つ。
- 電車やお店で子どもがぐずっている時に、嫌な顔をせず、子どもをあやす。
- 子どもを抱っこする保護者の代わりに商品を買い物袋につめる。
- 小さな子どもにトイレの順番を譲る。
- 「子育て大変ですよね。大丈夫ですか。」「かわいいですね。」「お利口にしていてえらいね。」など、子育て家庭に関心を寄せ、保護者や子どもに気さくに声かけする。
児童虐待について知ってください
児童虐待とは、親(または保護者)によって子どもに加えられた行為(不行為)です。子どもの心身を傷つけ、健やかな成長・発達を損なう行為(不行為)です。
たとえ親の愛情から行われた「しつけ」であっても、子どもにとって有害であれば、それは虐待であると言えます。
虐待のタイプは(1)身体的虐待 (2)ネグレクト (3)心理的虐待 (4)性的虐待 の4つに分類されるのが一般的です。実際のケースは複数のタイプが混在していることもあります。
(1)身体的虐待
子どもの身体に打撲傷、あざ、やけどなどの外傷が生じ、または生じるおそれのある暴行を加えるなど
(2)ネグレクト保護の怠慢・拒否
家に閉じ込める、食事を与えない、ひどく不潔にする、自動車の中に放置する、保護者以外の同居人による虐待を放置することなど
(3)心理的虐待
言葉による脅かし、無視、兄弟間での差別的扱い、子どもの目の前で配偶者やそのほかの家族などに対し暴力をふるうなど
(4)性的虐待
子どもに性交渉、性行為を強要する、性器や性交渉を見せる、ポルノグラフィーの被写体などに子どもを強要するなど
子どもを虐待から守るために
見落とさないで子どものSOS
児童虐待の早期発見・再発防止には地域の協力が必要です。
ちょっとした「目くばり」「気くばり」で、子どもを虐待から救えます。子どもからのサインを見落としていませんか。
- 不自然な傷や打撲のあと
- 着衣や髪の毛がいつも汚れている
- 表情が乏しい
- おどおどしている
- 落ち着きがなく、乱暴になる
- 親を避けようとする
- 夜遅くまで一人で遊んでいる
「虐待を受けたと思われる子ども」をみつけたとき
「虐待を受けたと思われる子ども」を見つけたときには、ためらわずに、すぐにこども支援課や朝霞児童相談所などに連絡してください。
「あなた」からの連絡が、子どもを虐待から守る大きな一歩となります。
連絡先:子ども虐待相談・通告
- 連絡は匿名で行うことも可能であり、また、連絡者や連絡内容に関する秘密は守られます。
- 連絡により、虐待を行った保護者への支援にもつながります。
児童虐待防止のための関係機関との連携
町では、子どもを虐待から守るために、子どもに関係するさまざまな機関(福祉・保健医療・教育・警察など)で構成される「三芳町子どもを守る地域ネットワーク協議会」を設置し、虐待を受けた子どもに限らず、要支援が必要な家庭を応援しています。
町では、毎年11月の虐待防止推進月間にオレンジリボンを無料で配布しています。必要な方はこども支援課まで連絡ください。
お問い合わせ
- こども何でも相談 電話:049-258-0055
- こども支援課児童福祉担当 電話:049-258-0019 (内線:242)
- 朝霞児童相談所 電話:048-465-4152
- 休日・夜間の緊急の場合
休日夜間児童虐待通報ダイヤル 電話:048-779-1154 / 警察 110