子どもの健康(妊娠・出産)

予防接種

予防接種とは感染症の原因となるウイルスや細菌、または菌が作り出す毒素の力を弱めて予防接種液(ワクチン)をつくり、これを体に接種して、その病気に対する抵抗力(免疫)をつくることです。
予防接種はすべて二市一町実施医療機関で実施する個別接種です。

令和4年度二市一町実施医療機関PDFファイル(355KB)このリンクは別ウィンドウで開きます
​感染症・予防接種相談窓口(厚生労働省)PDFファイル(355KB)このリンクは別ウィンドウで開きます

予防接種に行く前のチェック

  • 「予防接種と子どもの健康」の冊子をよく読んで必要性等についてよく理解してから受けてください。
  • お子さんの体調はよいですか。
  • 今日受ける予防接種について、必要性、効果および副反応など理解していますか。
    わからないことがあれば、質問をメモにしておきましょう。
  • 母子健康手帳は持ちましたか。
  • 予診票の記入はすみましたか。

接種間隔

予防接種の効果および安全性のため次の間隔を守って接種することが必要です。接種間隔の起算日は、接種した日の翌日となります。
生ワクチンを接種した場合は、接種日を0日として27日(4週間)以上おいて次のワクチンを接種してください。
不活化ワクチンを接種した場合は、接種日を0日として6日(1週間)以上おいて次のワクチンを接種してください。

生ワクチン BCG、麻しん風しん混合(MR)、おたふくかぜ、水痘(水ぼうそう)、ロタウイルスなど
不活化ワクチン ヒブ、小児用肺炎球菌、三種混合、四種混合、不活化ポリオ、日本脳炎、子宮頸がん予防、B型肝炎など

予防接種スケジュール(国立感染症研究所)

予防接種の対象年齢(月齢)の数え方

対象年齢の「~歳(か月)に至るまで・未満」とは、~歳(か月)になる前日までになります。
対象年齢、接種回数、接種間隔を外れると自己負担(有料)になりますので、ご注意ください。

 

定期予防接種(予防接種法に基づく)

定期の予防接種とは、予防接種法で対象疾患及び接種対象年齢が定められている予防接種のことです。

接種費用は町負担です。自己負担金はありません。
予防接種を実施する際は、必ず二市一町実施医療機関に予約をしてから受診するようにしてください。令和2年度予防接種実施医療機関一覧(令和2年12月1日現在)PDFファイル(659KB)このリンクは別ウィンドウで開きます

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B型肝炎
対象年齢 1歳に至るまでのお子さん
標準的な接種時期 生後2か月から9か月に至るまでの期間
接種回数 3回
接種間隔 1回目の接種から27日(4週)以上の間隔をおいて2回目を接種。1回目の接種から139日(20週)以上の間隔をおいて3回目の接種。
その他 母子感染予防のために抗HBs人免疫グロブリンと併用してB型肝炎の予防接種を受ける場合は健康保険が適用されるため、定期接種の対象外となります。

詳しくはB型肝炎ワクチンに関するQ&A(厚生労働省)このリンクは別ウィンドウで開きますをご参照ください。

ヒブ

接種開始年齢によって接種回数が異なります。

生後2か月から7か月に至るまで 生後7か月から1歳に至るまで 1歳から5歳に至るまで
4回接種 3回接種 1回接種
1回目から27日(医師が認めた場合は20日)、標準的には56日までの間隔をおいて2回目接種。2回目から27日(医師が認めた場合は20日)以上、標準的には56日までの間隔をおいて3回目接種。3回目から7か月以上、標準的には13か月までの間隔をおいて追加(4回目)接種。 1回目から27日(医師が認めた場合は20日)以上、標準的には56日までの間隔をおいて2回目接種。2回目から7月以上、標準的には13か月までの間隔をおいて追加(3回目)接種。 1歳から5歳に至るまでの間に1回接種。
※初回2回目及び3回目の接種は、1歳に至るまでに接種し、それを超えた場合は接種しないこと。この場合も追加接種は可能ですが、初回接種の最後の接種終了後27日(医師が認めた場合は20日)以上あけて1回接種。 ※初回2回目の接種は1歳に至るまでに接種し、それを超えた場合は接種しないこと。この場合、追加接種は可能ですが、初回接種の最後の接種終了後27日(医師が認めた場合は20日)以上あけて1回接種。
小児用肺炎球菌

接種開始年齢によって接種回数が異なります。

生後2か月から7か月に至るまで 生後7か月から1歳に至るまで 1歳から2歳に至るまで 2歳から5歳に至るまで
4回接種 3回接種 2回接種 1回接種
1回目から27日以上あけて(標準的には1歳に至るまで)2回目接種。2回目から27日以上あけて(標準的には1歳に至るまで)3回目接種。3回目から60日以上あけて1歳以降(標準的には1歳から1歳3か月までの間)に追加(4回目)接種。 1回目から27日以上あけて(標準的には1歳に至るまで)2回目接種。2回目から60日以上あけて1歳以降に追加(3回目)接種。 1回目から60日以上あけて追加(2回目)接種。 2歳から5歳に至るまでの間に1回接種。
※初回2回目3回目の接種は2歳に至るまでに接種し、それを超えた場合は行えません(追加接種は可能)。また、2回目が1歳を超えた場合は3回目は接種しないこと。(追加接種は可能) ※初回2回目の接種は2歳に至るまでに接種し、それを超えた場合は行えません。(追加接種は可能)
BCG
対象年齢 1歳に至るまで
接種回数など 1回接種
単独の不活化ポリオ
対象年齢 3か月~7歳6か月に至るまで
接種回数など 全4回接種
初回接種:20日以上、標準的には56日までの間隔をおいて3回接種(標準的な接種年齢は生後3か月から1歳)
追加接種:初回接種終了後6か月以上、標準的には1年から1年6か月の間に1回接種 

詳しくは「ポリオとポリオワクチンの基礎知識(厚生労働省ホームページ)」このリンクは別ウィンドウで開きますをご参照ください

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四種混合(百日せきジフテリア破傷風不活化ポリオ混合ワクチン)
対象年齢
生後3か月~7歳6か月に至るまで
接種回数など 初回接種:20日以上、標準的には56日までの間隔をおいて3回接種(標準的な接種年齢は3か月~1歳に至るまで)
追加接種:初回接種終了後6か月以上、標準的には1年から1年6か月の間隔をおいて1回接種

詳しくは「ポリオとポリオワクチンの基礎知識(厚生労働省ホームページ)」このリンクは別ウィンドウで開きますをご参照ください。

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二種混合(ジフテリア・破傷風)
対象年齢 11歳~13歳未満
接種回数など 1回接種

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麻しん風しん混合(MR)
対象年齢 1期:1歳~2歳に至るまで
2期:5歳~7歳未満で小学校就学前の1年間(平成24年4月2日~平成25年4月1日生まれ)
接種回数など 全2回接種
1期で1回と2期で1回の合計2回の接種が必要です。
注意事項 第2期の対象のお子さんは平成32年3月31日まで公費で接種できます。これ以降はいかなる理由でも公費で接種できなくなります。

詳しくは「麻しんについて(厚生労働省)」このリンクは別ウィンドウで開きますをご参照ください。

水痘(水ぼうそう)
対象年齢 1歳から3歳に至るまで
接種回数など 3か月以上の間隔をおいて全2回接種
標準的な接種間隔 1回目:1歳から1歳3か月に至るまで/2回目:1回目から6か月から1年に至るまで
注意事項 任意接種も含め、過去に水痘ワクチンの接種を受けたことのある人は、すでに接種した回数分の接種を受けたものとみなします。

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日本脳炎
対象年齢 1期:6か月~7歳6か月に至るまで(標準的な接種年齢は3歳です。3歳からの接種をおすすめしています)
2期:9歳~13歳未満
接種回数など 全4回接種
1期初回:6日以上、標準的には28日までの間隔で2回接種
1期追加:初回接種(2回目)終了後、6か月以上、標準的にはおおむね1年後に1回接種
2期:1回接種(ただし、1期3回分の接種が終了していない場合は、不足分を追加で接種できます)
注意事項 平成7年4月2日~平成19年4月1日生まれのお子様は、平成17年度~平成21年度にかけて積極的勧奨の差し控えにより、接種を受ける機会を逃した方に対する経過措置として、20歳未満まで接種が可能になりました。接種間隔に関しては、接種医とご相談ください。
ただし、接種日において7歳6か月に至るまでのお子様に関しては、1期及び2期の対象年齢で標準的な接種スケジュールにそって接種を行ってください。
子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)
対象年齢 小学6年生から高校1年生相当の女子(標準的な接種年齢は中学校1年生です)
接種回数 同一ワクチンで3回接種

子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)の種類と接種回数

サーバリックス(2価ワクチン) 1回目から2回目は1か月以上あけます。3回目は1回目から5か月以上、2回目から2か月半以上あけます。
ガーダシル(4価ワクチン) 1回目から2回目は1か月以上あけます。3回目は2回目から3か月以上あけます。

子宮頸がん予防ワクチンは、平成25年6月14日から積極的勧奨を差し控えておりましたが、令和3年11月26日付厚生労働省の通知により、積極的な接種勧奨を控える勧告が廃止されました。
「子宮頸がん予防ワクチンQ&A(厚生労働省ホームページ)」このリンクは別ウィンドウで開きます
小学校6年から高校1年相当女子と保護者の方への大切なお知らせ(詳細版)PDFファイル(4380KB)このリンクは別ウィンドウで開きます
HPVワクチンを受けたお子様と保護者の方へPDFファイル(1297KB)このリンクは別ウィンドウで開きます

長期療養等の特別な事情の方へ

定期予防接種の対象者であった期間に長期療養を必要とする疾病にかかったなど特別な事情により、やむを得ず定期予防接種の機会を逸した方について、その機会が確保され、定期予防接種として接種できるようになりました。(予防接種法の改正により、平成25年1月30日から適用)
適用される期間は、特別な事情がなくなった日から2年を経過するまでの間です。(ただし、予防接種の種類により年齢の上限があります)
特別な事情とは、下記の理由に該当する方
1.重症複合免疫不全症等免疫の機能に支障を生じさせる重篤な疾病にかかった方
2.白血病等免疫の機能を抑制する治療を必要とする重篤な疾病にかかった方
3.臓器の移植を受けた後、免疫の機能を抑制する治療を受けた方
4.医学的知見に基づき、上記理由に準ずると認められる方

三芳町特別の理由による任意予防接種費用助成

骨髄移植等により、移植前に接種した予防接種の効果が期待できず再接種が必要と医師に判断され、任意で再接種をされる20歳未満の方について、予防接種費用の助成ができます。再接種にあたっては、事前に手続きが必要となります。助成を希望される方は、健康増進課健康支援担当までお問い合わせください。

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健康増進課・母子保健担当
電話:049-258-0019(内線:270~273) / FAX:049-274-1051
メールフォームによるお問い合わせ

 

 

 

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