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武蔵野の落ち葉堆肥農法

大都市近郊に今も息づく伝統農法

大都市東京の近郊に位置する埼玉県三芳町。ここには、人々の手によって受け継がれてきた「武蔵野の落ち葉堆肥農法」という、一軒の農家が屋敷林、農地、平地林を所有する土地の中で実践してきた農業システムがあります。約360年前からこの地域では農地とともに「ヤマ」と呼ぶ平地林を育て守り、「地割」というランドスケープを生み出しました。このシステムは平地林の落ち葉を集め、堆肥とし畑にいれ込むことで、肥沃な土壌を生み出し、今ではその恵みを受けた様々な野菜が生産されています。中でも「富の川越いも」とよばれるサツマイモを特産品として各農家の軒先にて直接販売している他、様々な商品にも加工され親しまれています。

また、「武蔵野の落ち葉堆肥農法」によって管理された平地林では、希少種を含む多種多様な動植物の生息区域が形成され、生物多様性の維持にもつながり、地域文化の育みにも寄与しています。この農法は町の大きな「遺産」として世代を通じて受け継がれ、2017年に日本農業遺産に認定され、また、現在、世界農業遺産認定に向けた申請も行われています。

 

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  • 世代を超えて受け継がれる、小さな町の大きな遺産(フランス語字幕版180秒)
    Pour les génération futures, une petite ville, un grand héritage (Langue parlée:ENG Sous-titres:FRA 180sec.)

  • 世代を超えて受け継がれる、小さな町の大きな遺産(英語版180秒)
    Handed down through the generation, a big legacy in a tiny town (Spoken Languege:ENG 180sec.)


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