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世界農業遺産への道

寺社めぐり

推進協議会

 

発足趣旨

三芳町は、大都市東京に近接しながら農業が盛んで、かつては「江戸の台所」、いまでは「首都圏の台所」として発展的に農業が続けられています。これは、江戸時代の開拓以降、関東ローム層のやせた土地に落ち葉堆肥などを投入して代々の農家が土を作り続けた結果といえます。
また、地域には優れた農村計画及び水源涵養方法、平地林の育成による生物の多様性維持など、持続可能な社会形成の知恵が詰まっており、これらの知恵は、現代にも多くのことを伝えてくれます。
しかしながら、燃料体系の変化や相続問題、都市近接であるがゆえの土地利用の変化など三芳町における農業は様々な問題に直面しています。

こうしたことから、循環型農法のみならず生態系や土地景観、習慣、伝統文化など農業に関連する文化的な要素も含め、次世代へ継承していくことを目的とし、様々な環境変化に適応しながら進化し続ける世界農業遺産システムの登録を目指す協議会を発足しました。今後、この協議会において、農業に関する団体が活発に交流・連携することにより、平地林の育成と循環型農法の発展的継続、農業の高付加価値化ならびに都市近接という強みを活かした販路拡大などさらなる発展をめざしてまいります。

 


 

 

 

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