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町のキラリ

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町のキラリ☆第3回 「町全部がファミリー 福祉喫茶ハーモニー」

素敵なハーモニーが生まれる「町の喫茶店」を目指して

福祉喫茶ハーモニー

厨房の様子

作業の様子

仕事の様子

 お弁当の販売

ハーモニーの皆さん

日替り弁当

日替りランチ

 三芳町文化会館「コピスみよし」1階にある福祉喫茶ハーモニー。平成23年に庁舎7階から移転し、リニューアルオープンして2年目。運営は、社会福祉法人 入間東部福祉会「三芳太陽の家(B型ハーモニー)」が行っています。スタッフは、厨房やホール含めて現在11名。三芳太陽の家の利用者が、自立した日常生活や社会生活を営むことができるように就労や生産活動の機会を提供し、働くために必要な知識や能力を獲得してもらいます。

 取材時は開店前ということもあり、スタッフは準備に忙しく、きびきびと動いていました。厨房では山下百合子さん(写真左)を中心に、メニューの下準備やワゴン販売用のお弁当の準備が行われていました。山下さんは調理経験が豊富で、リニューアルオープンしてからの日替りメニューを毎日考えています。取材当日は、チキンのホワイトクリームソースとサラダ・スープ・ごはん・ドリンクのセット。クリーミーなソースがチキンとよく合います。お弁当も日替りメニューで、なおかつ冷めても味が落ちないように工夫がされています。調味料の使い方が違うようで、スタッフは山下さんの技術にいつも驚くそうです。日替りランチがあるので、毎日食べに行ってもメニューを選ぶ楽しさがあります。

 ハーモニーでは、「三芳太陽の家(B型ハーモニー)」の利用者が一緒に働いています。「利用者には、自分が得意とすることを積極的にお願いしています。われわれは見守って、困ったことがあったら聞いてもらいます。」と話すのは、店長の相澤美穂さん(写真左奥)。一人ひとりが接客のすべての仕事をするのではなく、それぞれの得意分野を活かして仕事をしています。たとえば、手先の器用な人はドリンクに付けるシロップなどを入れる紙箱作りを行い、注文を取る係、水を運ぶ係のように分業しています。以前はさまざまな仕事を一人で行い、「今日は失敗した・・・」と落ち込むことがあった利用者も、「今日もお客さんに『ありがとう』」と言ってもらえた」と、日々の反省会ではうれしかった事のほうが多くなっ たそうです。店長の相澤さんは、「三芳太陽の家(B型ハーモニー)の利用者も私たちも、毎日笑顔で帰宅できるように、また、障がいがある人もともに歩むことができるように見守っていきたいと思います。福祉喫茶ハーモニーは、町の人全部が「家族」というのがコンセプト。家族のように迎 え、食事を楽しんでいただけたらと思います。」とお話してくれました。

 取材を終えて戻る途中、ちょうど庁舎1階ロビーでお弁当のワゴン販売が行われていました。「おいしいお弁当いかがですか?」と声をかける方も、太陽の家の利用者さん。お仕事は楽しいですか?と質問したところ、すぐに「はい」とお返事をいただきました。仕事を通じて社会貢献や社会参加を行い、達成感や生きがいを感じ、ともにいきいきと暮らせる社会でありたいです。

 福祉喫茶ハーモニーでは、毎週火曜・金曜日に、皮に狭山茶を練り込んだ「のぞみら焼き」の販売や、暑い時期にはうれしいソフトクリームも販売しています。ホッとひといきつきに、お店に来てみませんか?

 

福祉喫茶 ハーモニー

埼玉県入間郡三芳町藤久保1100-1 三芳町文化会館(コピスみよし)1階
電話:090-1843-1366
営業時間:11時~15時(ランチラストオーダー13時45分)土日祝日定休日

のぞみら焼き販売 毎週火・金曜日 11時45分から 役場庁舎1階エレベーター前にて販売

のぞみら焼き

ソフトクリーム

 


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