●トピックス●

障がい者と「新しい生活様式」


2022-03-30更新


新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、消毒やマスクの着用、ソーシャルディスタンス等、いわゆる「新しい生活様式」の取り入れが求められています。
一方で、障がいのある人の中には、その障がい特性により新しい生活様式を取り入れることが難しく、新たな困りごとを抱える場合があります。
障がいのある人や家族が困っている事例を紹介しますので、困りごとを知っていただき、ご理解や配慮をお願いします。
視覚障がい
周りの人と身体的距離が取りづらい、レジ等の順番待ちの位置を把握しづらい、買い物の際に実際に商品を手に取って確かめる必要があることが理解されない等の困りごとがあります。
困っている姿を見かけたら積極的な声掛けを行う。
店内に消毒液等を多く設置する。
周辺の状況について詳しく説明する。
聴覚障がい
相手の口や表情を参考にしているため、マスクの着用によりコミュニケーションが取りづらい、医療機関等で手話通訳者の同席を断られる等の困りごとがあります。
適切な距離を保てる場合はマスクを外してコミュニケーションを取る、またはフェイスシールドや透明アクリルシート等を用いる。
感染防止対策を行った上で、手話通訳者の同席を認める、または遠隔手話通訳を利用するなど柔軟な対応を取る。
筆談用紙を用意したり、日常生活でよく使う言葉をまとめたコミュニケーションボード等を準備する。
身体障がい
上肢に障がいがあり、マスクの着脱やアルコール消毒の操作が難しい、車いすでは消毒液に手が届かない等の困りごとがあります。
アルコール消毒等の手助けをする。
車いすを使用している人が手の届く位置に消毒液を設置する。
その他、障がい特性によりマスクの着用や適切な距離の確保が難しい場合があります。
いきなり注意することなく、穏やかな口調で話しかけ、できる範囲で柔軟な対応をお願いします。

お問い合わせ先
049-258-0019 福祉課/福祉支援担当

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